11月、12月の撮影報告(後編)

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つづき、、、
さて、11月後半と12月頭に行われた撮影について、後編をご報告します_φ(・_・ )

まずは、水越とものりさんが演じる梧桐柊斗と
長井健一さん演じる久佐野由高の撮影についてのご報告です☆
車を使っての撮影を3日間行いました☆

初日は、東京駅の近くで柊斗と由高が再会する、
本当に一番最初のシーンの撮影となりましたが、、、
霧のような雨が降ったり止んだりといった感じで、
とても不安定な天候の中、撮影が始まりました(^_^;)

車内のシーンから撮り始めたのですが、
以前撮った映像が晴れた日の設定であった為、繋がりの関係で、
雨で濡れた窓ガラスやサイドミラーなど、カメラに映り込む部分を
タオルで拭きながらの撮影となりました(>_<)
ただでさえ車の撮影は車内が狭かったり、車が揺れたりと、
色々と難しい所があるのですが、この日は更に大変でした😞

車内を撮り終わると、車に乗り込んだりするシーンの撮影、、
車体が濡れていない様に見せるため、
今度は広範囲に拭かなければなりません(~_~;)

出演者のお2人も、雨が降ったり止んだりする中、
晴れ設定なので傘は持てず、スタンバイ中に
霧雨に降られてしまうことも、、
でも濡れている感じが服や髪の毛には出ない様にしなければならずで、
いつも以上にご苦労をおかけしてしまいました。
ご協力ありがとうございました☆

監督もカメラや機材を扱うので、霧のような雨は
傘の中にも舞い込んできて、
とても厄介な中での撮影、本当にご苦労様でした!!

午後も行う予定でしたが、雨の為、午前中で終了となりました。

続いて撮影4日目も、東京駅周辺の撮影から開始しました!
9月に撮影したシーンや、初日に撮影したシーンの細々とした部分を
撮り足しながら、車で海辺へと移動しつつ、
移動中の車内でも撮影をしました。
その後、海辺の駐車場や海辺での撮影を行いました♪

海辺に到着し、カメラの準備をしている間に
お2人は海を見に行っていたそうで、
ロケーションを満喫されている様子でした☆

珍しく水越さんが少しはしゃいでいる印象もあって、
海パワーでいつも以上に楽しく撮影が出来て良かったです(^^)

本当に海辺のロケーションはどこを撮っても絵になる感じでしたが、
ここでの柊斗と由高も、もちろん、気まずい空気感でした(^◇^;)
景色の綺麗さ、冷たさと、2人の空気感がどの様にマッチするのか
楽しみです☆

そして、このシーンは春設定だったので、少し薄着な演者のお2人(@_@)
長井さんは「あまり寒くない」と何度かおっしゃっていて
平気みたいでしたが、、

海は風が強いのでより一層寒い中、
ご協力ありがとうございました(>人<;)

撮影は進みましたが工場地帯が近いためか、音声等の機器に不調が生じ、
日が暮れるのも早かった為に、予定していたシーンを撮り切る事が出来ずにこの日は終了となりました!

撮影7日目も海辺のシーンの続きを撮影していきました!
前回より更に風は強いし、寒いしで、
流石に長井さんも寒そうにされていました(^^;;

この日は砂浜や堤防にある遊歩道での撮影となった為、
風で舞い散る砂や、海の水飛沫から
カメラを守りつつの撮影となりました!!

過酷な状況ではありましたが、やはりロケーションは素晴らしく、
大きな船が停まっていたり、工場地帯の煙突から炎が出ていたりと、
映像としても面白いシーンとなったのではないでしょうか?!お楽しみに♪

海辺の撮影は過酷で、本番が始まると不穏な雰囲気になりますが、
撮影の合間は楽しい雰囲気になり、何とも不思議な感じで撮影は進みました(^O^)
そして、このシーンのラストは異性との結婚が
テーマになっているのですが、お2人とも本番が始まると
スッと役に入り込んでいて、少し重いテーマなのに、
とても切ない感じがプラスされていて、
かなり胸痛なシーンになったと思います!

不器用ながらも一生懸命に生きている柊斗と、
天邪鬼だけれど本当に柊斗を愛していた由高のキャラクターが、
お2人の演技ではっきりと形作られた撮影期間となった気がします☆

お2人とも本当にありがとうございました!!

続いて、那珂村神さん演じる星川賢吾のシーンの御報告です!!

柊斗と久しぶりの塾での撮影でした☆

塾での撮影は全て終わったかと思っていましたが、、^^;

ジンさんのクランクアップにあたり、撮りこぼしがないよう
精査した結果、塾での撮影を追加で行う事となりました。
撮影場所である『早稲田ユニックスセミナー』様に
今回は色々と差し入れまで頂きました☆
本当にいつもご協力頂き、ありがとうございます!!

まずは、塾でのラストシーンとなる、星川先生が卒業する子供達に向けて
スピーチするシーンの撮影を行いました。

元々は想定されていなかったシーンではありますが、
星川先生の撮影を重ねていくうちに、必要なシーンとして
追加する事になりました。

長ゼリフの長回しだったのですが、
ジンさんが短い期間で何とか覚えて下さり、
星川先生が子どもたちに言葉を送るシーンとして
見事に演じ切って下さったので、本編をお楽しみにして下さい♪

その後、柊斗が星川先生に悩みを相談するシーンを撮影しました!
柊斗が真剣に悩みを相談しているのですが、
水越さんが演じる柊斗はどこか愛らしい感じがして、
思わず微笑みながら見守っている気持ちになってしまいました☆

塾の撮影の後は、いつもご支援を頂いている、園さんのお宅をお借りして、
塾の階段や更衣室の風景を見立てて撮影しました!

園さんは以前ブログでご紹介したてるてる坊主を作って下さった方で、
いつも心のこもったご支援を頂いております!ありがとうございます☆

そしてこの撮影をもって、柊斗と星川先生、お2人での撮影は
最後となりました!
長い期間、何度も共演して頂いたので、感慨深いものがありました( ; ; )
お2人とも、お疲れ様でした☆

ついに、微笑み王子(#3終盤辺りを御参照下さい)こと、
那珂村神さんが12月の撮影最終日でクランクアップを迎えました☆

準主役級の方のクランクアップは、
正岡倫典を演じてくれた桑原ゆずさんに続き、
お2人目となりましたが、思った以上に長期間参加して頂いたので、
何だかとても寂しい気持ちになりました(T . T)

星川先生のラストの撮影は採用面接のシーンとなり、
子供達へのスピーチ同様に星川先生の素敵な語りがあり、
最後まで星川先生らしいシーンをジンさんが優しく温かく
演じて下さいました♪

ジンさんが星川先生を演じて下さったことによって、
星川先生の世界が広がりを見せたという事で、制作側としても驚きでした!
長期間に渡り、星川先生を演じて下さり、育てて下さり、
ありがとうございました☆

最後は那珂村神さんからのコメントで、
11月、12月の撮影報告を終わりたいと思います!
那珂村神さん、ご協力頂いた皆様、ありがとうございました(^O^)

星川賢吾を演じさせていただきました、那珂村神です。

いつもご支援と応援をありがとうございます。
皆様のおかげで、この作品も無事に完結出来そうです。

「portrait(s)」は僕が役者として、初めてちゃんとした役で
参加した作品です。

僕が演じた星川賢吾は、ちょっとしたセリフとかに優しさが出ていたので
きっと優しい人なんだなと思って、
最初から優しい気持ちを込めて演じていました。
演じていく中で、彼の優しさは、彼の生い立ちだったり、過去だったり、
そういう部分からきてるものなんだというのを知っていきました。

本日クランクアップを迎えた訳ですが、ここまで長かったですね。

ドラマって一つのシーンをこんなに細かく、
レンズを取っ替え引っ替えして撮るんだって、衝撃を受けたんですが、
この作品が一つのシーンとか数秒のシーンでも丁寧に作っている事を、
やっていく中で理解していきました。

大変ではありましたが、細かく撮った分、丁寧に作った分、
どのシーンを切り取っても作品名の「portrait(s)」のように、
綺麗な一つの写真のような作品になっているんじゃないかなと
期待が膨らんでいます。

長く楽しみにしてくれていると思いますが、制作は進んでいますので、
公開を楽しみにして頂ければと思います。

ありがとうございました。

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