純粋なる表現への生きる道

去年を振り返り、
今年の目標を考えてみます。

初めての長編作品を作り、
2つの映画祭で上映して頂きました。

初めて映画祭に参加しました。

自分の作ったものを観てもらえる、
そして意見、感想をもらえる事はとても幸せでした。

今までコソコソと作品を創っていました。
誰に観てもらう為でもなく、
自分が創りたいから創る。
自分が感じた事、気持ちを形にする。
でも、もともとは人に分かって欲しい気持ち
コミュニケーションの為に映像を創ってるのに
そう思って、「カケラ」を創りました。
初めて、「人に伝わってほしい」と
考えながら創った作品でした。
たくさんの人に力を貸してもらって
出来た作品なので、上映の機会がもらえた事が
とても嬉しかったし、
考えていた「人に伝わってほしい」というのが
少し出来たんじゃないかと思っています。

自分にとっての映画とは
ものづくりとはなど、
いつも考えているのですが、
映画祭に参加して他の作家や作品と
自分を対比させて
いろいろ考えたりしました。
刺激をたくさん受けました。

今まで以上に自主制作の映画を
積極的に観るようになりました。
広くは知られていなくても
おもしろい作品がたくさんありますね

今年の目標。。

相変わらず映像を、作品を創ること。

去年は本当に「映画!」な一年でした。

そんな中で、映画を創るために映画を創ろうと
焦ってしまったりしていました。

人に伝わってほしい事があるから創る
表現したい事があるから創るんだという事

ちゃんと忘れずに今年一年を過ごしたいです
という事でやっぱりスローペースなんですが。。。

具体的に創りたい作品は長編です。
カケラで、初めて「物語」に接近してみました。
今編集中の作品で、自分なりの台詞やテンポ感を
チャレンジしてみました。
次の作品で、もっと物語をちゃんと創る事、
台詞を含めて、自分なりの起承転結をやりたいと
考えてます。
カケラは構成として、短編のやり方でやってしまいました。
ひとつひとつの要素を積み重ねていき、
そこに積み重なっていく意味や感情を
最後に爆発させるというやり方です。
短編という短い作品ではその方法でいけたと思いますが、
長編で同じ方法は少し無理があったかなと感じてます。
それが尺の問題にもつながっている気がするし
という事で、長編なりの構成、作り方を考えて
もっとちゃんと物語にチャレンジしてみたいです。

作り続けて行く事が唯一の道だと信じているので
歩みは遅いですが
また良いお知らせが
こちらで出来ますように頑張ります

村上