刺激的な週末を終えて その1

9月4日
土曜日。

夜勤あけ
仮眠とって、お世話になってる事務所へ。
レッスンを見学に行く。

なにげに、去年とか、
カケラ効果で、
事務所やら劇団から、
「役者の指導をお願い出来ませんか?」
と依頼ありました。
だけど、どうやったら良いのか分からないし、
役者の指導なんて
出来ないだろうから
断ったのでした
(お手当もあったのに)

今回、レッスンを見学に来たのは、
どうやって指導してるんだろうってのの見学と、
どういう役者がいるんだろう
って見学。
演技のレッスンというものを
初めて見学したけど
めちゃくちゃ刺激になった!
ずっと興奮状態で
胸がバクバクしてた
(知らない人ばかりで、緊張のせいもあるけど。。)

発声練習の後、
インプロというのを
やりました。
即興演技。
大枠の設定を決めて、
お互いのやりとりで
3分創る。

僕は見てるだけやけど
凄い勉強になったなあ。

このインプロっていうレッスンの大事な部分は
呼吸を合わせる事やと感じた。
3分をどう乗り切るか、
どうオチをつけるかに
必死になってるのは
この訓練の意図とも違う気がするし、
つまらないし。

一組、台詞も少なく、
動きも少なく、探り探りで
間も長いけど、
とても良い空気の組があった。

あとから聞いて納得。
その人達は
1年以上前から知ってる間柄で
舞台も一緒にやった事があるって事やった。
それ以外は初対面の組み合わせばかりで。
だから、良い空気なのは、
なるほど、と思ったと同時に、
インプロで訓練するのは
この部分なのかなと思った。

レッスンを見学した後
良い気分のまま下北沢へ。

初めて、下北沢映画祭に
行ってきた!
今年に入ってから
刺激受けまくりの監督、
市川準監督の作品
「ざわざわ下北沢」を観る為に。

会場は、下北沢成徳高等学校のホール。
とても立派なホールで、
映画祭の開会の挨拶で、
学校長が、数年前に立て替えた時にこのホールを創ったと教えてくれた。
教育には文化が必要だからってのが理由で、
それ聞いて、僕は感激して、ジーンときた。

あと、私立の学校は
地域の住民と壁があるから
お互いに仲良く、下北沢を盛り上げていきたいと
お話しした。

で、開会の挨拶で次に登壇したのが、下北沢商店街の理事長。

挨拶はじめに「おはようございます。」と言って、
場内に少し笑いが起こった。
というのも、先程の学校長が挨拶した時に、
「こんばんわ」と言ったけど、
若干違和感をみんな感じたから。
5時で、そんなに暗くないし、
まだ明るかったから、こんばんわってちょっと違和感あった。
けど、この理事長は
別に笑いを取る為に「おはようございます」と言った訳ではなくて、
「こういう場では、おはようというのが常識」だと、
学校長の事を壇上から
正した。
それで、次に登壇した
下北沢出身の芸人で
青空なんちゃら氏も
「おはようございます」と言って、
芸能界やなんかでも
いつもおはようございますと言うとか、話しだした。
すごく下品なものを見て
気分が悪くなった。
あからさまにネガティブな態度で
校長を攻撃したいだけ。
校長が話されていた壁というのを
こんなにすぐ見る事になるとは。。

市川監督夫人が
登壇されたので
気を取り直す。
なんか、話してるの聞いて、
映画見る前から
ウルウルしてた。。

監督の、ラジオインタビューの声を聞いた後、
鑑賞。

とてもとても豊かな作品やった。
本当に、市川映画!いう感じ。
そこに生きている人達を眺める喜びの時間、微かな事を積み重ねて、
人となりを伝えてた。
開けられないビンのフタを
若い人がたやすく開けてしまうシーンとか。良かった。
ラストも映画的エンディングを迎えて、爽やかな着地をした。
とても好きな作品やった。
僕は東京夜曲で衝撃を受けて、
市川監督の映画が好きやと分かったけど、
この作品も、同じ脚本のコンビやったのはすごく納得いった!
コラージュのように
下北沢という街を描いた映画やった!

下北沢映画祭はまだ2回目やけど
たくさんお客さん入ってた

素敵なホールで素敵な映画が見れて良い時間過ごしました!

つづく

お知らせ!!

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映画「優しい初夏の日」に出演頂きました、
享楽屋・空詩さん出演のライブが
10月に行われます!
詳細をお知らせいたします!!!

享楽屋・空詩が所属するバンド、
シネマ系ジャズロックラシカルバンド
【優雅灯(ゆうがとう)】の公演予定です。

○10月24日渋谷CYCLONE 【有坂愛海企画 black集会】
  2000円+D代。享楽屋として映像も手がけます。

○10月31日武蔵野美術大学体育館アリーナ 1時間ライブ
  チケット無料

詳細はこちらへ

ありがとうございます!

とりあえずチラシ配り、終了です。

約850枚撒き、
いろいろなお店様に
置かせて頂きました。

本当にありがとうございます。

どんな作品か、
どんな者が作ったのかも
分からない映画のチラシを置いて頂けて
本当にありがたいです。

どれくらいの人が
チラシを手に取り、
劇場まで来てくれるか
分かりませんが、
自らチラシ配り、
お店周りが出来て良かったです。