2022年もよろしくお願いいたします

お久しぶりのむらかみです。
と毎度書いてるような、、^^;
最近は演者の方にお任せしちゃってますので、
新年くらいは僕なりにちゃんと書こうと思います。

昨年もたくさんの方のご協力のおかげで
映画作りが出来ました。
そして怪我や大きなトラブルもなく
1年を終える事が出来ました。
ありがとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

引き続き今年も「portrait(s)」の制作を行なっていきます。
去年は1月に第2話、4月に#311
9月に第3話と3エピソードしか配信出来ませんでした、、。
今年はどんどん出せるようにしたいです。
第2話を出した後に急いで#311の準備を
1月から一気にして、撮影しました。
だけど、3月11日には間に合わず、、。
結局4/12に配信となりました。
ただ、僕の中で#311が作れた事、発表出来た事は
すごく嬉しかったです。自分なりには気に入ってます。
あと第3話「セルフケア」も結構自分なりに気に入ってます。
特に蓮司と母のやりとりは、いい感じで作れたかなと。

僕がいつも思うのは、僕の時間軸が壊れている事です^^;
キャストの中でも言われている事ですが、
「portrait(s)」は何年で完成するの?!問題です、、、。

あなたとの距離について」はリハビリ的にコンパクトに作ろうと思って始めました。
というのは、前作の「僕たちのマーチ」をちょっとプロっぽく、
スタッフも増やして制作しました。
それは「マーチ」の前作の「カケラ」でちょろっと評価を貰えたからです。
「カケラ」は初めての映画、初めての映画祭でした。
映画祭は僕の個人的な作品を拾ってくれる、こんな素敵な場所だ〜と。
それで次作「マーチ」にはとても気合が入ってました。
また映画祭に行きたいと。
「僕たちのマーチ」は僕にとってはすごく大事な作品です。
もしかしたら一番大事な、これからもそう思う作品かもしれないです。
でもまったく評価は貰えませんでした。
その後の作品として「あなたとの距離について」を作りました。
最中にいろいろな人生の転機(震災にともなう転職などです)で
完成までに3年かかりました。
そんなこんながあって「portrait(s)」に取り掛かってますが、
1年に3つのエピソードしか公開してないって、、と
一瞬思うんですけど、脚本もたくさん書いてるし、
撮影してるし、
あとは編集で。(それが問題^^;)

でもスピードアップしてる気がします。

それに「豊かさ」についてはずっと疑問でした。
インディペンデントで、誰に縛られる事なくやってるのに、
撮影をこなしていく事が優先される。
時間の豊かさがない事。それは絶対改善しないと
と思ってました。
今、ちょっと実現できてるような気がします。
かといって、マーチの時に妥協してたつもりもないんですけど、、。
でも連続ドラマの形式なので、逃した事をフォローできたり、
あとは、僕は物語にやっぱり近づけなくて、
日常を積み重ねていく映画が好きなので、
その積み重ねる中で連続ドラマは相性がいい感じです。
とりとめなくなってきて、
映画を作ろうとか真に興味ある人しか分からなくなってそうな文ですが、、
ともかく2021年という年は、道標の年だなぁと思いました。

ともかく「portrait(s)」に全力を注いで
2022年なんとかやっていきたいです。

それぞれの視聴数は現在こちらです。

今回、直接YOUTUBEで発表する事で
このような反響とコメントを頂けた事は、
もちろん僕もですが、演者も
とても励まされていると思います。
本当にありがとうございます。

さらに2021年の振り返りで、、

3月に「あなたとの距離について」で
ええじゃないか とよはし映画祭
オンラインで参加させて頂きました。
その後、映画祭を運営されている会社に伺い
いろいろお話しをさせて頂きました。
そんな流れの中で、
自分が映画作りをどのようにしていけば良いのか
クリアになった1年でした。
インディペンデントのまま映画を作り続けられるシステムを
作っていかなきゃというのがクリアになった事の1つです。

僕は独立映画鍋というインディペンデント映画の団体に入っているのですが、
全体会議なるものにも初めて参加しました。
自分なりに「インディペンデント映画」を再定義する必要があるのでは?
と感じていたからです。
長時間の会議でぐったりしましたが、
運営の皆さんはこれを定期的にやられているのかと思うと
頭が下がる思いでした。
それで、やっぱり僕がどこかに所属しているのって
難しいのかなぁとも感じました。
助成金関連でいろいろな情報を得る場としては
とても学びが多くあったのですが、
自分が映画作りをどのようにしていけば良いのかがクリアになる中で、
団体にいる事を続けるのか、辞めるのか。悩み中です。

団体で得た助成金の情報で、文化庁の助成金に9月頃申請しました。
演者の方にも書類作りで資料を出して頂いたり協力してもらい、
何とか提出出来たのですが、一向に審査結果が出ず、、。
なかば、諦めかけてましたが、11月に修正なしで採択を頂きました!
これにはびっくりしました^^;
実は去年も申請して、交付頂いたのですが、
去年は書類の不備やら修正が何度か来て、ヘトヘトだったので、
もし今年の申請で修正が来たら、諦めようと思っていたので、
1発採択されて本当に良かったです。

採択されてからはバタバタでした。
本当は第3話を9月に出した後、第4話を続けて出そうと思っていたのですが、
そのような事情で、申請の手続きと、採択を受けての撮影と編集に追われ、
配信は先延ばしになってしまいました。
ただ、その分、今年はどんどん配信していきたいです。

そして、年末も年末の12/26に関係者の上映会を行いました。

「portrait(s)」は群像劇なので、長く撮影していますが、演者が集まる機会がなく、
今回の上映会は忘年会の意味でも行なって良かったです。

上映会の後は初めてのライブ配信も行いました!
でもパソコンとブラウザとの関係で途中途切れる事が多く、、
やっぱりYOUTUBEはChrome(google)で安定しました。

ライブ配信はなんやかんやで1時間ちょっと行いました。
お話ししてくれた演者の皆さんに大感謝です!
そして視聴&コメント頂きありがとうございました!
慣れておらず、何度も途切れてしまい、
うまく視聴いただけなかったかと思います。
申し訳ありません。
でもこの事を踏まえて、またやれたらと思います!

そして、一般向け上映会は今年(2022年)中に必ず行います!
今のところ、12/9~12/11の予定です!
前回の上映会から8年ぶりとなってしまいました^^;
その当時は毎年上映会を行うべし!な事をブログで書いていたのに、、
でも今年は必ずやります。
3daysでわきあいあい、
まったりあたたかい上映会を作りたいです。
それが今年の目標なので、それに向けて
文化庁の手続きも無事終わりたいですし、
編集も進めていきたいです。

それに、「portrait(s)」を始めた時からずっと考えてたり、
言ってる事ですが、クラウドファンディングをしたいです。
クラウドファンディングは作品の告知の為にもとても有用だと思いますし、
それに、正直、まったく予算が足りてませんので、
いろいろな特典を考えつつ、予算を補充出来ればと思います。
インディペンデントな割には(だからこそ?)
贅沢な制作環境だと思います。
リハーサルを行わず、撮影時間を3〜4倍近くとっています。
予算的には厳しいのですが、
この方法は、作品にとっては強みになると思っていますし、
僕の大事な方法だとも思います。

助成金やクラウドファンディングなどで自ら予算を集めて
作品のコントロールと著作権を守っていけるのが
インディペンデント映画の強みと思います。

その強みを活かして、関わって頂いているたくさんの演者にとって
価値のある作品になればいいなと思います。
そして、今年も多くの関係者の皆様に助けて頂きながら
1年頑張りたいと思います。

むらかみ

映画館での撮影

  • Post category:portrait(s)

こんにちは。野島太一役の小助川由汰です!

現在「配信告知7」と「第2話」に出演していますが、
こちらのブログでは初めましてです!

12月11日に撮影がありました!
自分としてはこちらの現場は実に1年ぶり。


久しぶりということもあってどこか緊張がありましたが、
監督と顔を合わせた時に監督が持っている優しい雰囲気に安心して、
緊張や寒さなど忘れるくらいの感傷に浸りました。

居た時間は短いながらもトラブルなく撮り終えることができました!

いざ帰り支度をし、外へ出ると真っ暗に。
日が落ちるのが本当に早い!

撮影シーンは前回よりは短めだったので、
もっと皆さんとお話ししたかったです…!

自分が演じている「野島太一」という人物と
かりん(相手役は沼畑奈々さん)カップルは、
皆さんにとってどんなふうに映っているでしょうか。


周りの人と、はたまたこのブログをご覧になっている方自身と
重なっていたりするでしょうか。

個人的にもYouTubeのコメントは拝見しておりますので、
自分達カップルはもちろん、他の登場人物の方やこの作品についてなど、
印象に残った回やティザーのコメント欄に素敵な感想を
コメントしていただけると、励みになります!

ブログを読んでいただきありがとうございました!
野島太一役の小助川由汰でした!

本屋さんで撮影

  • Post category:portrait(s)

正岡倫典(まさおかとものり)役の桑原ゆずです。
撮影お疲れ様でした。

感想
まず最初に今日の撮影は、とっても楽しかったです。

面白くわかりやすく教えてくださったのでとっても演じやすかったです。

また、スタッフさん達もとっても優しくてノリが良かったので沢山話をしてくれました。

これからも村上監督の
作品にたくさん参加したいです。

皆さんこんにちは。
はじめましての方もお久しぶりの方もお元気ですか!
スタッフの陸です。

今回は本屋さんで撮影させていただきました。
なんとですねぇ今回、早朝5時30分からだったのですよ。
演者さん、スタッフ、本屋さんにもお力添えいただきまして、
きっと皆さん始発だったんじゃないかなぁと思ってます(お疲れさまです)。

まだ外も暗いうちから準備して、おひさまが顔を出し始めた頃を見計らって撮影開始になりました。

本屋さんって居るだけで楽しいんですよね。
知ってる本を見つけたり、おしゃれなデザインに出会ったり、
新しい事を発見したり。

最近の本屋さんは本だけじゃなくグッズやポップなど
面白いのが沢山あるんですね。
撮影の合間にちょこちょこ見つけて楽しんでました。

本一冊に思いを込めて作ってる人がいるから、
映すためには許可がいるんですよね。
ハッキリと映像に映る本は、出版社さんなどに許可をいただきました。
こうやって見えないところにいる多くの方に支えられながら
撮影出来ているんだなあと感謝です。

世の中には様々な愛の形があります。
なーんて、言葉では簡単に言えますがその中身は実に複雑です。
もしかしたら、世に出ている本の数より沢山あるかもしれません。

しのたちカップルだけではなく、人にはそれぞれの世界があり、
悩みがあり、出会いがあります。
この作品がどこかで誰かのに心に触れて、
新しいなにかに繋がるかもしれないなって思ってます。

これからもportrait(s)を楽しんでいただけたら嬉しいです!

それでは、また!