日本芸術協会 奨学金給付対象者に選んで頂きました

ご報告です!
日本芸術協会

奨学金対象者として選んで頂きました!!!!

日本芸術協会は、昨年「あなたとの距離について」を上映、
そしてスペシャルリマークに選んで頂いた映像コンクール
主催された公益財団法人です。

このような説明を頂きました↓

公益財団法人日本芸術協会は、才能と創作意欲に溢れる芸術家を支援し文化
及び芸術の振興を図ることを目的に設立されました。
当協会では才能ある芸術家の皆様のより充実した芸術活動を支援のため、
奨学金援助を行っております。

芸術家、、。
映画ってエンタメであり、
芸術とは違うイメージだと思われがちです。
映画を作ってる人の中にもいろんな考えの人がいて、
お客さんを喜ばすためだとか、楽しませるためだとか、
いろいろな気持ちで映画を作ってると思います。
僕は自分なりの表現を、
映画を作る事でやりたいと思っていて、
それは芸術活動だと思っています。
なので、こんな光栄な事はありません、、。
本当にありがとうございます。

僕は、個人的な映画や、
個人的な、その人なりの映画作りが、もっとあっても良いと思っていて、
特に日本では、個人的な、小さな映画は
なかなか作り続けるのは難しいと思ってます。
インディペンデントで映画を作り続ける難しさは、
年を重ねる毎に感じてきました。
だけど、やっぱり辞められないし、
映画が出来た時の嬉しさは何にも変えれない。
手作りでコツコツ作った映画は自分の分身のように感じます。

去年、芸術センターで、「あなたとの距離について」
を上映してもらえた事、その後も小田原の映画祭で
上映してもらえた事。
そうやって見ず知らずの人に観てもらえる事が
とても嬉しいです。
今年に入って、クラウドファンディングにも挑戦し、
indust-film/membersも導入したりなど、
映画を作り続けるための基盤を整えたいと考えていました。
そうした中での、日本芸術協会からの
奨学金の対象者に選んでもらえた事は、運命的に感じます。

新しい作品も、始まり出しています。
選んで良かったと思ってもらえるよう、
自分なりの映画を作れるよう努力します。

おおぶ映画祭、とよはし映画祭の延期について

皆さん、おはようございます☆ スタッフのダマです。
今回は残念なお知らせです。 以前お伝えしていた、
あなたとの距離についてが上映されます、
『おおぶ映画祭』と『とよはし映画祭』の
延期が発表されました。
詳細はこちら↓

おおぶ映画祭2020
www.obufilmfest.net/
開催日:2020年6月6日、7日

ええじゃないかとよはし映画祭2020
http://etff.jp/
開催日:未定

上記のように『おおぶ映画祭』は6月に延期、
『とよはし映画祭』も日にちは決まっていませんが、
上映の機会は頂けるようです。
「3月に観に行こう」と思って下さっていた方々、
誠に申し訳ありません_(._.)_
日程は変わってしまいましたが、
足を運んで頂けると幸いです。
また新しい情報が入り次第お伝えしますねーm(_ _)m
最後になりましたが、
皆さま、手洗い、うがい等でお身体をご自愛下さいませ。

小田原の映画祭「Seisho Cinema Fes」レポート

「あなたとの距離について」
小田原で行われました、Seisho Cinema Fesで
上映されました。
まずは、映画祭の基本情報から。。
Seisho Cinema Fes 3rd
<長編コンペ作品上映及び授賞式日時>
2020/2/23(日)
場所:小田原コロナワールド
〒256-0813 神奈川県小田原市前川219−4

タイムスケジュール

Aプログラム 10:00〜

1、羊と蜜柑と日曜日 竹中貞人監督
2、ジュリエットとロミオが12人 太田実監督
3、はぐ 坂田航監督 (MV)

Bプログラム 12:45〜

1、テラリウムロッカー 葛里華監督
2、あなたとの距離について 村上祐介監督
3、時計のうた 高橋良多監督 (MV)

Cプログラム 15:10〜

1、フィグリーフ Williy Lau監督 (MV)
2、相対性浪漫飛行 坂田航監督
3、おろかもの 芳賀俊監督・鈴木祥監督

到着したのが11時だったので、
Aプログラムは見れず、、、残念です。

会場は、映画がかなり濃厚に好きなお客様に
来て頂けてるようでした!

まず1日目( 2/22)

Seisho Cinema Fes 3rd 短編部門

グランプリ:「青に間に合う」山崎あかね監督
ベストアクトレス:「海辺の途中」兎丸愛美
ベストアクター:「ストレスフルスイング」伊藤淳二
ベストロケーション賞:「正しいバスの見分けかた」高橋名月監督

心に刺さった作品を記します。
「ファミリーファミリー」
今日見た中で、一番映画的な匂いに感嘆した作品。
最後のピクニックのシーンでの、
お母さんがゆっくり横になってからの部分。
すごすぎる、、。撮影もすごい。
この動くカメラの感じ、、。
ピクニックからの音楽も、前半部分に似合わず?
とても正統派な音楽が流れ始めて、
ピクニックシーンが強化されててすごい。
最後のお兄ちゃんの「はい。はい」
これまたすごい。まさか主演の人が監督とは
思いませんでした。

「one two three」
映画の素晴らしさ「時間」を閉じ込めた作品で
とても心を掴まれました。登場人物みんなが
生き生きと描かれていて、みんな魅力的で可愛い。
主人公がいい表情してました。
自転車のシーンとか、映像的にも美しかったし、
ドラムシーンの爆発と主人公の切ない表情で
涙しました、、。

「ストレスフルスイング」
観客のみなさん、結構笑いが起きてました。
でも僕は切実すぎて、自分ゴトすぎて、
ずっと泣いてました。最後がすごい、、。涙
思い出しただけで涙が出てきます。
売れない自主映画監督が、もう映画を辞めるよ、
というお話です。誰か一人にで良いから
おもしろかったよ、良かったよ、
と言ってもらいたくて、
僕も映画を作ってるんだろうと思います。

「青に間に合う」
猫役の方がとても良かったです。本当に猫に見えた!
僕は動物と生活した事はないけど、
そうじゃなく、感動したのは、
大事な人との別れの事を思ってしまったから。
そういう映画になってました。
そして、、
「青に間に合う」がグランプリをとりました!
なっとくの選出だと思います。
個人的にはこの作品がグランプリになったのが
とても嬉しかったです。
というのは、自主制作映画って、いくつか
作られ方に種類があって、
例えば映像系の学校にいる間の学生作品だったり、
学校を卒業しても、そこでの土台や人脈を活かしての
映画作りが多数を占めていると思ってて。
僕らのように少人数で映像学校の母体などもなく、
映画作りを続けているところって、
そんなに多くないと思うんです。
20代とか30代はじめまではやっていても、
途中で辞めちゃったり、仕事として映像制作してたりで
自主映画はやらなくなったりとか。
でも「青に間に合う」の進化鳩さんは
うちと同じく2人体制で長い間映画作りを
続けてこられているようで、
直接関わりはありませんが、存在を知っていたので、
今回の受賞は自分ごとのように嬉しかったです。
「この映画祭は一味違う!」と興奮したのでした。

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